2019 3月 15th, 07:35 pm
よくご質問いただくのが、故人様の棺に入れて良いものと、そうでないものです。
「亡くなった家族が天国で困らないかな?寂しくないかな?お腹が空かないかな?」
ご遺族様はできる限りの事をしてあげたくなります。
結論から申し上げますと、
燃えやすい物、大量の灰が発生しない物
が入れて良いものです。
故人様がお好きだった果物(大きなもの)、缶・瓶入りのお酒、書籍(厚いもの)、
メガネ、入れ歯やアクセサリー・時計、などは残念ながら火葬できませんので、
これらは、後日ぜひお仏壇にお供えください。
一方、入れて良い代表的なものは、感謝の気持ちを手紙、寄せ書きなどです。
また、タバコ、お菓子などは入れても大丈夫です。
お好きなお着物がありましたら、1枚程度でしたら掛けて差し上げると、
故人様も華やかになり、とてもお喜びかと存じます。
その他、お金は法律的に入れることができません。
ペースメーカーも火葬すると危険ですのでスタッフへ必ずお伝えください。
ご遺族など生きておられる方のお写真も縁起・気分的に入れない方が良いとされています。
「スイカやメロンはだめみたい。
では、おばあちゃんは枇杷が好きだったけど、どうだろう??」
このような線引きは火葬場ごとに意見が分かれるかと思います。
温かいお見送りを心を込めてお手伝いいたしますので、
棺の中に入れて良い品、迷われましたら当社スタッフまでご相談ください。