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お悩み「喪主なのに、葬儀で号泣してしまいそうです。」

2020 2月 21st, 06:54 pm

本日は、気持ちのお悩みについてです。

お葬式は、遺された方々が故人との別れに心の区切りをつける為の儀式でもあります。
そこで涙を流すことも、故人の死を受け入れるのに必要なステップのひとつです。
ご自分の気持ちに正直になられることは、何ら恥ずかしいことではございません。

しかしながら、喪主様は、どうしても親族や弔問客に対して挨拶をしなくてはなりません。
下記は、ちょっとした対処法です。

故人様のがんばっていた姿を思い出す。
故人様がいなくなった寂しさ・悲しみから、
「あんなこと、こんなことで努力していた」故人様の生前の労力をねぎらう気持ちに
うまく持っていけると、心が落ち着きます。

無理せず簡単に短い挨拶にする
喪主様の悲痛な気持ちは十分に参席者に伝わっていますので、
無理せずに簡単に短い挨拶でも大丈夫です。
また、普段から喪主挨拶の文例などをネットで検索しておくのも安心です。

口を開ける
不思議な気もしますが、口を開けていると涙が引っ込むことがあります。
人間は、口を開けているときには深い考え事をできないそうです。
感情が高ぶって涙が出そうになったときは、口を開けてみましょう。

息を止める・深呼吸をする。
息を止めることで深く考えることを防いでくれます。
また深呼吸も有効です。一瞬だけ無心になり、気分転換をはかります。

手をグーパーする
緊張していた神経がほぐれ、意識も手指の筋肉にそらすことができます。
ちょっと意識をそらすだけでも、とっさの涙が引っ込むことがあります。

目元の腫れ
それでも泣いてしまった時は、涙を目元でぬぐわずに、頬や顎あたりでそっと吸い取るようにすると、
目元が腫れることを防ぎます。

最後に、上記とは逆に「私は葬儀で涙の1つも流れなかったけど、心が冷め切っているのだろうか」という
お悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと存じます。
しかし、葬儀で泣かないから薄情、泣くから情に厚い、ということはありません。
故人様を大切に思うお気持ちを常日頃、大切になさっていたら、それが何よりのご供養でございます。

故人様と最善のお別れができますことを、スタッフ一同、サポートさせていただきます。